溶接の歪み取り ~其の壱~

こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。

溶接をすると必ず歪みます。歪みとは、文字通り形が変形してしまう現象を指します。しかしだからと言って、誰でも分かる歪みが残っている状態で製品を納品するのは良くないです。そこで今回は、溶接して歪んだのを直すやり方について投稿します。今回は、王道のアセチレンガスを使って歪みを取ります。

手っ取り早く内容を知りたい方は 今回の歪み取りの動画をYoutubeにアップしましたのでご覧ください。チャンネル登録もお願いします^^

この製品は鉄で作ったディスプレイスタンドです。
指を指している箇所を溶接しました。

指を指している箇所を溶接しました

すると台座が変形し、ガタツキが起きます。手で動かすとガタガタします。

すると台座が変形し、ガタツキが起きます。手で動かすとガタガタします。

写真だと分かりにくいですが、台座の裏側に差し金を当てると隙間があるのが分かります。

台座の裏側に差し金を当てると隙間があるのが分かります。

溶接の歪み取りは基本的に、溶接した真裏を炙ります。指でさしている箇所が溶接した真裏になります。

溶接の歪み取りは基本的に、溶接した真裏を炙ります。指でさしている箇所が溶接した真裏になります。

アセチレンと酸素の混合ガスで炙ります。

アセチレンと酸素の混合ガスで炙ります。

これをどれぐらい炙るのかが勘所になります。これは何回もやって感覚を掴むしかありません。

これをどれぐらい炙るのかが勘所になります。

すかさず、水で急冷します。こうすることで逆反りがより効きます。

すかさず、水で急冷します。こうすることで逆反りがより効きます。

最終的に歪みは取れましたが、一発では取れず2回目で取れました。

それでは、また投稿します。

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溶接の歪み取り ~其の弐~
技術

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