溶接ワークショップ2回目 ~目指せ!溶接女子!~

こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。

こちらの記事で溶接ワークショップの事について綴りましたが、今回は2回目のワークショップです。
今回はいろんな継手の溶接に挑戦いただきました。

今回も存分に楽しんでいただきました。
前回のワークショップから1ヶ月程のブランクがあったので、最初はとりあえず間隔を取り戻していただくようひたすらビードを作っていただきました。
やはり、最初はビードの太さにムラがありましたが、それもすぐに均等になりました。

2回目になると、質問の質が上がりました。
着眼点が確実によくなりました。

ところで継手とは??
溶接って端的に言うと、2つの金属を溶かしてくっつけることになりますが、いろんなつなげ方があります。

突合せ継手


文字通りとなります。二つの材料をドン付けする形状です。
溶接を初めてやる方は、ほとんどの場合この継手から練習します。
下の写真は一回目のワークショップでトライしていただいたものです。

重ね合わせ継手

これも文字通りです。
二つの材料は重ね合わせて溶接する形状です。
下の写真は、今回、トライしていただいたものです。

角継手

材料の角をくっ付ける形状です。
なんて説明すればいいんだろう・・・・
下の写真のような感じです。(説明、思いっきり手抜きしているな・・汗)
これも今回のワークショップでトライしていただいたものです。


いや!!やっぱりちゃんと説明します。
とは言うものの、言葉で説明するのはやはり難しいので、溶接前の状態をご覧ください。

この角を溶接するのが角継手です。

T継手

これも文字通りです。
垂直になっている箇所を溶接する形状です。
下の写真も今回のワークショップでトライしていただいたものです。


うーん!!やっていますね~!!とても頑張っている感じがします。

欲張りな私はTIG溶接にもぜひ挑戦いただきたいと思い、やってもらいました。
最初はナメ付けです。


TIG溶接はバチバチしません。
この後、溶加棒を入れることにも挑戦いただきましたが、やはりとても苦戦されていました。
実際、TIGの棒入れは一日で上手にできることはほとんどありません。

私自身もそうでしたし、セミナーでご一緒させていただいた方もそうでしたから。
こればかりはかなりの練習する必要があります。

溶接と言うとバチバチ言うイメージであるとのことで、TIG溶接はやっている感があまり感じられないと言う意見をいただきました。
なんだか、とても斬新だと思いました。

なるほど、世間の溶接はバチバチ言うのかと。
で、あればバチバチ言う半自動を極めていただきたいと思います。

いや~私も存分に楽しませていただいました。
次回も楽しみですね。

それでは今日はこの辺で失礼したいと思います。
どうもありがとうございました。

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