国産の手作り薪ストーブを作る先輩達
こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
私が父の後を継いでから薪ストーブを作るようになったのですが、もちろん私以外に自分の手で薪ストーブを作っておられる方もいらっしゃいます。しかも私よりキャリアが長い上にノウハウも豊富です。
私は元々、ITエンジニアの出身です。
この職人の世界は当然初めてです。
薪ストーブを作る以前に、金属の加工に関するノウハウについて貪欲なまでに欲していました。
しかし、工場に教えてくれる人がいないため、自分で覚えるしかなかったのですが、それにも限界があります。
他の会社の方に教えていただく機会があればいいのにな~なんて考えていました。
ある日、思い切って同業者の先輩に分からない事を聞いてみたところ、なんと非常に丁寧に教えてくださいました。
この時は怒られることを覚悟の上で質問してみたのですが。
思ったのと全然違って、驚いたと同時にとても嬉しかったです。
話が脱線しましたが、薪ストーブについても、父が作ったものしか知り得ません。
父が納品した薪ストーブのメンテナンスに伺った際、
『こうすればもっとメンテナンス性が良くなるのでは?』
と言った具合に、メンテナンス面での改良を加えました。
薪ストーブを作っているうちに燃焼機能の改善もしたいと考えるようになりました。
海外の薪ストーブがどのような構造なのかを知るために、客のふりをして販売店に行き、薪ストーブを研究しました。
そして、燃焼機能の改良もやりました。
まあ、こんなふうに薪ストーブにどっぷりつかっていると出会いもあります。
お客様との出会いはもちろんのこと、タイトルにある、『国産手作り薪ストーブを作っている先輩達』とも出会えるようになりました。
偶然知り合ったり、SNSで知り合ったり、紹介いただいたり。
これまで3名の先輩達と出会いました。
同じ長野県内の
『鐵音工房』さん
『ケンズメタルワーク』さん
そして兵庫県の
『himiel stove』さん
みなさん、本当に素晴らしい薪ストーブを作っておられます。
このような諸先輩方とお話をして感じたことは、とても研究熱心でノウハウを惜しみなく教えて下さると言う事です。
仮に、私がそのノウハウをそっくりそのままパクッたとしても、彼らは絶対に真似されないと言う確固たる自信があります。
『鐵音工房さん』は、同じ地域内と言うこともあり、最近よくお邪魔します。そしていつもたくさんの事を教えてくださいます。
ここまで来るともうメンターです。薪ストーブの内部の構造まで見せてくださいます。
『ケンズメタルワークさん』はYoutubeなどで積極的に情報発信をされており、以前から一度お会いしたいと思っていました。
休日、私がドライブをしている時に偶然ショールームを発見し、自分の立場を明かさないようお邪魔したのですが、すぐにモノづくりをしている人間だと見破られました(笑)
さすがですね。
『himiel stoveさん』はインスタグラムで交流があり、コメントしたところ、DMをいただきました。
仕事で長野県に行くのでその足で伺いたいとのご連絡をいただきました。
わずかな時間しかお話することができませんでしたが、himielさんも数学を勉強されており、勉強のスタイルについてはかなり影響を受けています。
このような方々と出会える私は、手前みそながら運が良いです。
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