CAD/CAM (CAD編)
こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
今回はレーザー加工機で思い通りの切断をする上で必須となるCAD/CAMについてお話したいと思います。
CAD/CAMとはCADで設計して作図したものをCAMと呼ばれるシステムで機械に加工方法や座標による位置などの情報を読み込ませて加工まで行う一連の仕組みです。
今日は、CADについてお話します。
サトーステンレスのCAD/CAMは『MetaCAM』と言う製品を導入しております。
CADについては聞いたことだけあると言う方はいらっしゃるのではないでしょうか。
Computer-Aided Designの頭文字でパソコンで図面を作成するためのソフトですね。
すごく簡単な凡例となりますがCADで描くと以下のような感じになります。
横の寸法が370mm、高さが200mm、穴の直径が20mm、穴の横のピッチが310mm、縦のピッチが140mmと言ったことを指定しながらCADで図面を描きます。今でこそCADでの作図は慣れましたが、触れたばかりの時は違和感がありました。
かつてはvisioと呼ばれるマイクロソフトのソフトを使用してネットワーク構成図やシステム構成図を作図していましたが使い方が全然違います。CADの場合はX軸とY軸の座標が基準となります。
上記はとても簡単な凡例ですが、これ以外に角にR(丸み)を付けたり、指定した角度の面取りをしたり色々できます。また、線の属性を変更することでけがき、曲げ加工での曲げ線なども描けます。
と言うような感じでCADでの作図を終えたら次はレーザー加工機に読み込ませるための作業となります。
次回はCAMについてのお話です。
それでは今日はこの辺で失礼したいと思います。どうもありがとうございました。
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