お客様紹介 合氣道佐久道場様
こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
今回はサトーステンレスのお客様をご紹介したいと思います。
ご紹介するお客様は
『合氣道佐久道場』 様
です。
以前、このブログでも投稿しましたが私、合氣道佐久道場の会員でこちらの道場で稽古をしております。
所属している道場からお仕事をいただけるのはこの上ない喜びであります。
合氣道佐久道場は開祖 植芝盛平翁先生の最後の内弟子でおられる遠藤征四郎師範と有志により発足しました。
道場長の遠藤師範は公益財団法人合気会指導部師範として本部道場、また世界中で指導を
するかたわら、佐久道場や日本各地の門下道場で精力的に指導をされております。
佐久道場は合気道の専門道場として日曜以外は毎日稽古があり、専任の指導者ほか多数の指導者が在籍しております。
また県内には長野市、千曲市、茅野市に支部があり、相互の稽古には追加費用なしで自由に参加できます。
そして、合氣道佐久道場は合宿することもできて、中には本格的な厨房があります。
今回は、その本格的な厨房の中にある大きなガスコンロでたくさんの食材を焼いて調理するための鉄板グリルを製作し納品させていただきました。
そのガスコンロの写真がこちらです。
毎年5月と8月に日本全国、そして世界中から遠藤師範の講習のため多くの合氣道家が来られます。
講習会は数日間に渡り宿泊するかたもいらっしゃいます。
ですので、食事の準備もするのですが、フライパインを一つずつ使って調理するより大きな鉄板グリルを用いる方が効率が上がります。
稽古が終わった後に採寸し、製作した鉄板グリルがこちらです。
洗う際など、持ち運びをしやすくするため重さに配慮し、板厚は3.2mmとし、且つ熱によって歪まないよう部分的に補強しました。重量は約12kgです。
フタも作りました。フタはステンレスの1mmです。
合氣道佐久道場のシンボルマークであるフクロウはレーザー加工機で印字しました。
この可愛らしいフクロウは道場の副会長がデザインされました。
そして、ガスコンロに乗せるとこのようになります。
合氣道佐久道場の印字もばっちりしております。
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3つのガスコンロがフルに使用できます。
ガスコンロがない真ん中で食材を保温できるようになっています。
納品後、作り手である私自ら、調理しました。
自分で調理して手前味噌となりますが、とても調理がしやすかったです。
真ん中のガスコンロがない箇所で保温もできて焦げることもありませんでした。
調理が終わり、みんなで試食会です。このような料理にはアルコールが欠かせませんね。
合氣道の稽古を終え、このようにみんなと一緒に食事を楽しめる。
正直、こんなに素晴らしい道場は世界でこの道場だけではないかと思います。
道場の設備はもちろんですが、稽古内容も素晴らしい。
私が合氣道佐久道場に入門したのは4年前ですが、初めて遠藤師範の稽古に参加したときは
度胆を抜かれました。
そうです。文字通り
『カルチャーショック』
を受けました。
遠藤師範は、相手に痛みを与えることなく崩したり制する合氣道を門下生に指導されております。
稽古の中で遠藤師範の技を実際に受けてみると、自分の力が師範に吸収され、いとも簡単に自分が崩れていくのです。
このような実体験が、前述したカルチャーショックを受けた所以の一つです。
4年前に地元佐久に戻り、真っ先に起こした行動は合氣道の道場を探すことだったのですが、こんなに素晴しい道場に入会できた私は幸せです。
技の修練ももちろん大切ですが、私が思う合氣道のいいところは、稽古が終わった後、気持ちがフラットになることです。
仕事で失敗し気持ちが滅入っている時、いいことがあって気分が舞い上がっている時。
このような気持ちの浮き沈みは誰にでもあることですが、不思議な事に合氣道の稽古をし終えた後は
気持ちの浮き沈みがなくなり、自然体になっていることに気付きます。
禅語で
『平常心是道』
と言う言葉があり、これはいつも穏やかな心で、静かな心でいることの大切さを謳っています。
合氣道が
『動く禅』
と言われているのは、前述したような気持ちの浮き沈みを稽古に参加することでフラットになれるからではないかと思います。あくまでも私個人の意見ですが。
これまで合氣道をやってこられた方、合氣道に興味がありこれから始めようと考えている方、そもそも合氣道がなんなのかよく分からない方。
いずれにしても、私が味わったカルチャーショックを是非感じて欲しいです。
このブログを読んで合氣道佐久道場への入会を検討されている方。
共に合氣道を学びましょう。そして共に稽古で汗を流した後、特製の鉄板グリルでおいしい料理とお酒を楽しみながら合氣道について語り合いましょう。
合気道佐久道場
〒385-0003 長野県佐久市下平尾596-6
メール:sakudojo@giga.ocn.ne.jp
電話/FAX : 0267-68-5533
URL https://www.saku-aikidokai.com/
それでは今日はこの辺で失礼したいと思います。
どうもありがとうございました。