ステンレスはなぜ錆びにくいのか
こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
今日は、ステンレスが錆びにくいと言われる理由についてお話したいと思います。
ステンレスの正式名称はステンレス鋼です。鋼はいわゆる鉄のことです。同じ鋼であるのにステンレスは錆びにくいです。
これはステンレスがクロムやニッケルと鋼の合金だからです。
ステンレスの表面にはクロムの原子が空気中の酸素や水と素早く反応し、非常に薄い皮膜を作ります。この非常に薄い皮膜が錆を防止してくれます。
この薄い皮膜が破壊されてもすぐに空気と反応して皮膜が自動的に修復されます。クロムは内部から無尽蔵に供給されるためステンレスは錆びにくいのです。
錆びは鉄の表面に作られます。錆とは、鉄が空気中の酸素や水と反応してできる酸化物のことです。
それでは今日はこの辺で失礼したいと思います。どうもありがとうございました。