鉄鋼材の種類

こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。

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今日は鉄鋼材の種類についてお話したいと思います。

鉄は、鉄鉱石から精製されます。そして、用途に応じた性能の材料へ改良するために合金元素を添加します。
我々が目にするいわゆる『鉄』に含まれる合金元素は以下の5種類です。


炭素(C)・・・・・・・鉄鋼材の強度を増す。
ケイ素(Si)・・・・・・脱酸成分、鋼材の強度を増す。
マンガン(Mn)・・・・脱酸成分、鋼材の靱性低下をさせず硬さを出す(靱性=粘り強さ)
リン(P)・・・・・・・不純物で冷間脆性を起こす。つまり、低温時に鋼材を脆くさせる。
硫黄(S)・・・・・・・不純物で熱間脆性を起こす。つまり高温時に鋼材を脆くさせる。

リンと硫黄は意図的に添加するというより、鉄鋼材の製造工程でどうしても含まれてしまうもので含有量に制限があります。

上記、5種類の元素の中で鉄鋼材の性質を大きく変える役割をするのが炭素です。この炭素の含有量によって鉄鋼材は

低炭素鋼・・・・・・・鉄板、H鋼材など。炭素の量は0.03%~0.25%
中炭素鋼・・・・・・・機械構造用部品。炭素の量は0.3%~0.6%
鋼炭素鋼・・・・・・・ドリルなどの工具。炭素の量は0.6%~2.0%

に分類されます。

炭素の量が多いほど硬くなります。逆に炭素量が低いほど柔らかくなります。柔らかいと加工しやすくなります。
低炭素鋼は軟鋼とも呼ばれます。

単なる鉄だと思っていたものが、炭素含有量の違いで分類されると考えながら街中を眺めると面白いかもしれません。

それでは今日はこの辺で失礼したいと思います。どうもありがとうございました。

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2016年06月12日